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【材料】ディズニー、アナリストが目標株価を147ドルに引き上げ 株価は小幅高=米国株個別

(NY時間14:40)(日本時間04:40)
ディズニー<DIS> 111.86(+0.81 +0.73%)

 アナリストがディズニー<DIS>の投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の100ドルから147ドルに引き上げた。前日終値よりも32%高い水準。コンテンツのパフォーマンス回復により利益を獲得すると指摘している。

 同社の株価上昇を過去10年間で20%に抑制してきた構造的な逆風が終焉を迎えることを意味すると述べている。S&P500の190%と比較すると、その差は歴然だという。コンテンツのパフォーマンスとストリーミング配信がより強固な基盤で復活した現在、経営陣が3年間のガイダンスを打ち出したことは、十分に根拠のある判断であると思われると述べている。

 一方、テーマパーク部門の26年度の見通しは懸念材料で、同アナリストはコムキャスト<CMCSA>のテーマパーク「エピック・ユニバース」との競争を考えると楽観的過ぎるようだと指摘。しかし、構造的な問題は解消され、事業が好調であることから株価は再評価され、同社株はS&P500に対して10%のプレミアムが付くようになるだろうとも付け加えた。

 ただ、本日の株価は小幅高。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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