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【注目】トランプ氏、グリーンランドやパナマ運河で軍事衝突回避を約束するつもりはない

 トランプ氏は、グリーンランドやパナマ運河を米国の支配下に置きたいという自身の考えについて、軍事衝突を回避することを約束するつもりはないと述べた。「2つのどちらについても保証することはできないが、これだけは言える。経済安全保障のためにそれらが必要だ」と自身の私邸があるフロリダ州のマールアラーゴで行った会見で述べた。

 その目的達成のために、経済的または軍事的な強制を行わないと他国に保証できるかと尋ねられた際に「私はそれを約束するつもりはない」とも付け加えた。

 また、トランプ氏は以前、メキシコ湾をアメリカ湾と改名することや、主要な貿易相手国であり同盟国でもある近隣諸国との確執をエスカレートさせることなど、西半球における米国の影響力を拡大することを示唆した後に述べられた。

 「メキシコ湾の名称をアメリカ湾に変更するつもりだ。この名称は響きが美しく、広大な領域をカバーしている。なんと美しい名称で、ふさわしい名称だ」と述べた。ただ、名称変更をどのように実現するのかの計画についての詳細は明らかにしなかった。

 また、トランプ氏はメキシコを非難し、「同国は貿易において米国を食い物にし、深刻な問題を抱えている」と述べ、麻薬ギャングに関連する暴力を強調。「米国はメキシコに対して大幅な赤字を抱え、多額の支援も行っている。 メキシコは実質的に麻薬カルテルに牛耳られており、そんなことは許されない」と述べた。

 トランプ氏は、2期目にメキシコに対してより強硬な姿勢で臨むことを誓っており、国境を越えて流入する移民や違法薬物の流入を食い止めるためのさらなる対策を講じない場合は、同国に新たな関税を課すことを示唆している。

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