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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差が支援材料に


■強含み、来年の英利下げ回数について予断を持てない状況

今週のポンド・円は強含み。英経済における不確実性の高まりにより2025年の金利引き下げの時期や回数について予断を持てない状況であることから、リスク回避のポンド売りは縮小。日本銀行による早期追加利上げの可能性は低いことも、引き続き材料視された。取引レンジ:196円08銭-198円69銭。

■下げ渋りか、日英金利差が支援材料に

来週・再来週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行は来年4回の利下げを行う可能性があるものの、英国経済の減速が警戒されており、リスク選好的なポンド買いがただちに拡大する可能性は低い。一方、日本の円安牽制が相次ぐものの、日本銀行の追加利上げは遠のき、日英金利差がポンド・円相場を支える見込み。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:196円00銭-201円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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