【通貨】東京為替:ドル・円は軟調、利益確定売り
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
27日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、157円94銭から157円50銭まで値を下げた。日経平均株価の強含みで円売りに振れやすい地合いとなったが、ドルは158円の上抜けに失敗。上値の重さを嫌気した売りが強まり、その後は失速した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円50銭から157円94銭、ユーロ・円は164円03銭から164円66銭、ユーロ・ドルは1.0408ドルから1.0424ドル。
【経済指標】
・日・12月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):+2.4%(前年比予想:+2.5%、11月:+2.2%)
・日・11月失業率:2.5%(予想:2.5%、10月:2.5%)
・日・11月有効求人倍率:1.25倍(予想:1.25倍、10月:1.25倍)
・日・11月鉱工業生産速報値:前月比-2.3%(予想:-3.5%、10月:+2.8%)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18・19日分)
「物価のアップサイドリスク、利上げの切迫した理由になっていない」
「利上げ判断、賃金、サービス価格、個人消費、米国経済・政策運営、市場動向」
「予想インフレ率は安定推移、物価が加速度的に上昇していく状況にはない」
「来年の春闘は2%物価上昇と整合的でしっかりとした賃上げ期待できる」
「経済改善の進ちょくをデータで確認するため当面は現状の政策維持が適当」
《TY》
提供:フィスコ