【材料】マイクロアド---自己株式取得に係る事項の決定
マイクロアド <日足> 「株探」多機能チャートより
マイクロアド<9553>は20日、同日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議したことを発表した。
2024年12月20日開催の株主総会において、「資本準備金の額の減少及びその他資本剰余金の処分の件」が承認された。これにより、同社は自社株買い等の株主還元の原資を確保し、これまで株主に対して実現できなかった株主還元の実施が可能となった。
今回、同社株価が潜在的に有する価値に対して割安な水準で推移していることを勘案し、株主への利益還元および資本効率の向上を図るとともに、同社役員および従業員に対する株式報酬への活用や、自己株式を利用したM&A、資本業務提携等、将来の機動的な資本戦略に備えて自己株式を取得することを決議した。
取得可能な株式の総数は600,000株(上限)(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合2.17%)、取得期間は2025年1月6日~6月30日。株式の取得価額の総額は1.50億円(上限)。取得方法は証券会社への投資一任勘定取引による市場買付。
資本準備金の額の減少及びその他資本剰余金の処分に係る日程は、債権者異議申述最終期日が2024年12月25日(予定)、効力発生日は2024年12月31日(予定)。2024年11月30日時点の自己株式の保有状況は発行済株式数(自己株式を除く)が27,707,736株、自己株式数は264株。
《AK》
提供:フィスコ