【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:JDSCは大幅続落、サークレイスが大幅反発
イメージ情報 <日足> 「株探」多機能チャートより
<3803> イメージ情 505 +20
反発。19日の取引終了後にバニヤンズの株式取得及び新株予約権引受及び資金の貸付に関する契約を締結し、持分法適用関連会社とすることを発表、好材料視されている。バニヤンズは複数の省庁や人工衛星事業会社等と共にこれまで複数且つ新規での官民コンソーシアム事業に対しプロジェクトの企画段階のコンサルティングから実際の検証・開発までを新規事業支援として推進しており、事業シナジー効果の高い両社が手を組むことで、これまで相互に踏み込めていなかった新規領域や事業規模の拡大に資するとしている。
<166A> タスキHD 758 -12
もみあい。総合不動産企業のグローベルスへ物件仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」の提供を開始したことを発表し、上昇する場面もあったが、もみ合いとなっている。同サービスのシンプルなUI設計で入力ルールが統一されていて、一つの物件に対して誰が、いつ、どのような情報を得たかすぐに分かる点、また機能追加の要望にも迅速に対応できた点、デバイスフリーのため外出先でも登録・確認ができ移動コストが削減できたこと等が評価され導入に至ったとしている。
<5029> サークレイス 637 63
大幅反発。19日の取引終了後にSalesforceの自律型AIエージェント「Agentforce」リリースを受けて、導入・構築を全面サポートする新サービスを提供開始したことを発表し、好感されている。同社にはSalesforceのAIやData Cloudに関する認定資格保持者が多数在籍しており、導入コンサルティングやPoC支援を含む豊富な実績がある。その高度な技術力と豊富な知見を活かし、顧客のビジネスニーズに応じた最適なソリューションを提供するという。
<4418> JDSC 972 -115
大幅続落。中期経営計画(2025年6月期~2028年6月期)を策定したことを発表し、28年6月期に売上高266億円、営業利益18億円を目指すとした。同社は「AIでデータの真価を解き放ち産業の常識を塗り替える(“UPGRADE JAPAN”)」を長期ビジョンとして掲げ、更なる成長に向けて邁進するとしている。あわせて、連結子会社であるメールカスタマ―センターのデータマーケティング領域への参入も発表している。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的で、売りが優勢となっている。
<3496> アズーム 6910 +210
反発。19日の取引終了後にパナソニック株式会社エレクトリックワークス社との間で業務提携契約を締結したことを発表し、好材料視されている。同契約は、アズームの月極駐車場管理システムサービス「CarParking One」と、パナソニックの電気自動車(EV)充電サービス「Resi-Charge(レジチャージ)」のサービス販売促進を目的としている。これにより、全国における月極駐車場不足の解消とEVの普及を促進し、持続可能なモビリティ社会の実現に寄与することを目指していくという。
<3623> BS 1573 +30
続伸。24年12月期の業績予想及び配当予想を修正したことを発表し好感されている。24年12月期の業績予想は、売上高を39.55億円から42.10億円(6.5%増)へ、経常利益を4.89億円から6.14億円(25.4%増)へ上方修正した。また、期末一括配当を従来計画の12.00円から9.50円増配し、21.50円(前期実績は12.00円)に修正した。あわせて、25年12月期を初年度とし、27年12月期に売上高66億円、経常利益12億円を目標とする3ヵ年の中期経営計画を策定した。
《ST》
提供:フィスコ