【市況】東京株式(寄り付き)=反発、ナスダック最高値受け買い戻し優勢
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
東京株式市場は主力株中心に買い戻しが優勢で、日経平均は反発スタートとなった。前週末の欧州株市場は高安まちまちながら、独DAXは小幅ながら7日続伸し、最高値街道を走っている。また、米国株市場ではNYダウは続落となったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値に切り返したこともあって、東京市場でも足もと買い安心感が浮上している。来週にFOMCと日銀金融政策決定会合を控えるが、FRBが追加利下げを決める一方で日銀は利上げを見送るとの見方が浮上しており、全体相場にポジティブに働きやすい状況にある。ただ、今週は11日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとの思惑から上値が重くなる場面も想定される。
出所:MINKABU PRESS