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【材料】<注目銘柄>=アイネット、データセンターと宇宙開発関連で浮上へ

 アイネット<9600>の1600円近辺は買いで報われそうだ。次世代型データセンターで業界屈指の実力を持ち、電気料金などのコスト上昇も価格改定などで吸収している。また、宇宙関連事業に傾注しており、業界の草分けとして長きにわたり同分野で活躍。人工衛星のシステム設計や制御プログラム開発、運用、評価解析といった幅広い分野で数多くの実績を積み上げている。25年3月期営業利益は前期比13%増の32億5000万円を会社側では見込んでいる。 

 株価は今年3月29日に2530円の年初来高値をつけたが、6月以降は大幅な調整を強いられた。8月上旬に全体波乱相場に引きずられ1300円割れまで売り込まれたものの、その後は戻り波動に転じている。ROE向上に積極的に取り組み、直近で11%台まで水準を切り上げたほか、今期で13期連続の増配を計画していることなども考慮して、中勢2000円台を目指す展開が期待される。(桂)

出所:MINKABU PRESS

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