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【経済】米新規失業保険申請件数、5月以来の低水準 ハリケーンやストの落ち着きで

 日本時間22時半に発表になった米新規失業保険申請件数は21.7万件と予想を若干下回り、前回から減少した。5月以来の低水準となった。ここ数週間はハリケーンやストライキの影響が見られていたが、今回の数字で労働需要がなお力強いことが示唆された。

 南東部の複数州で、2つのハリケーンからの回復が進展したほか、ボーイングの労組による数週間に及んぶストライキが終了。そうした中で失業保険申請件数のデータはこのところ、通常よりも変動が大きくなっていた。現在の水準は過去2年間の平均を下回っている。

 4週移動平均も22.1万件に減少し、こちらも5月以来の低水準となった。カリフォルニア、ニューヨーク、ニュージャージーで増加が目立った一方、ミシガンが大きく減少した。

*米新規失業保険申請件数(11月9日週)22:30
結果 21.7万人
予想 22.0万人 前回 22.1万人

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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