【材料】ビジョンがS高カイ気配、第3四半期2ケタ営業増益と株主優待制度の拡充を好感
ビジョン <日足> 「株探」多機能チャートより
前期に東京空港検疫所支所などで新型コロナウイルス対策の支援業務やPCR検査サービスを提供した反動があるものの、グローバルWi‐Fi事業で法人需要が堅調に推移したことや無制限プランの選択率が高水準で推移していることが売上高を牽引。情報通信サービス事業でOA機器と移動体通信機器の販売や電気の取り次ぎが好調に推移したことも寄与した。
なお、24年12月期通期業績予想は、売上高361億4500万円(前期比13.6%増)、営業利益57億700万円(同33.3%増)、純利益37億9700万円(同25.5%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、24年12月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。300株以上を保有する株主には既存の優待券に加え、QUOカード1万5000円分を年2回贈呈する。
出所:MINKABU PRESS