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【材料】タクマ---2Qは増収・2ケタ増益、環境・エネルギー(国内)事業が堅調に推移

タクマ <日足> 「株探」多機能チャートより

タクマ<6013>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。受注高は前年同期比122.8%増の1,620.13億円、売上高は同3.3%増の680.64億円、営業利益は同67.0%増の45.48億円、経常利益は同56.3%増の50.53億円、親会社株主に帰属する中間純利益は投資有価証券売却益の計上等により同113.5%増の41.14億円となった。なお、同社は同日付で政策保有株式の縮減方針に関する適時開示を行っている。

環境・エネルギー(国内)事業は、ごみ処理プラントのDBO事業(建設・運営事業)2件、基幹改良工事1件、バイオマス発電プラントの新設1件、下水汚泥焼却発電プラント1件などを受注し、受注高は前年同期比876.06億円増の1,447.89億円となった。売上高は同4.30億円増の526.25億円、主にEPC(設計・建設)事業における案件構成の変化や、前期に計上した一般廃棄物処理プラント(アフターサービス)のO&Mにおける対策費用の影響解消により営業利益は同17.42億円増の48.38億円となった。

環境・エネルギー(海外)事業は、受注高は前年同期比4.56億円減の13.37億円となった。また、受注済みのプラント新設案件の進捗等により売上高は同4.50億円増の14.54億円、営業利益は同1.45億円増の1.77億円となった。

民生熱エネルギー事業は、需要は緩やかな回復傾向が継続し、受注高は前年同期比8.63億円増の113.13億円となった。また、受注済み案件の進捗等により売上高は同1.19億円増の85.60億円、営業利益は同0.58億円増の4.63億円となった。

設備・システム事業は、主に建築設備事業における増加により、受注高は前年同期比13.57億円増の48.10億円となった。また、受注済み建築設備工事の進捗により売上高は同11.85億円増の56.57億円となったものの、案件構成の変化等により営業利益は同0.55億円減の3.58億円となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、受注高が前期比43.2%増の2,300.00億円、売上高が同4.1%減の1,430.00億円、営業利益が同9.5%増の112.00億円、経常利益が同7.5%増の120.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.5%増の88.00億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》

 提供:フィスコ

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