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【材料】木村化がカイ気配のまま上昇、25年3月期は一転して営業3割増益見込みで配当の大幅増額もサプライズに

木村化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 木村化工機<6378>が上昇加速、カイ気配スタートで気配値のまま8月29日につけた年初来高値811円をブレーク、一気に800円台後半に水準を切り上げ、900円台をうかがう動きをみせている。化学プラントに強みを持ち、特に核燃料の輸送容器や濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置などで実績が高く、原発関連株の一角として人気化素地を内包している。足もとの業績も好調だ。前週末8日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の13億3000万円から27億2000万円(前期比30%増)に増額修正しており、大幅減益見通しから大幅増益見通しに一変したことで、これが株価を強く刺激する格好となった。3期ぶりの過去最高利益更新となる。また、配当も従来計画に12円上乗せの30円(前期実績は25円)とすることも併せて発表、物色人気を助長している。

出所:MINKABU PRESS

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