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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日英金利差がすみやかに縮小する可能性低い

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■堅調推移、原油高などを意識した買いが強まる

今週のポンド・円は堅調推移。日英金利差の大幅縮小観測は後退し、リスク選好的なポンド買い・円売りが活発となった。米ドル・円相場が円安方向に振れたこと、原油先物はしっかりとした値動きとなったこともポンド買い材料として意識されたようだ。取引レンジ:194円57銭-198円44銭。

■底堅い値動きか、日英金利差がすみやかに縮小する可能性低い

来週のポンド・円は底堅い値動きか。英国のインフレ率は鈍化したが、英中央銀行は金融緩和を段階的に進める方針とみられ、ポンドは売りづらい。一方、日本銀行は緩和的な金融政策をしばらく維持すると予想され、日英金利差がすみやかに縮小する可能性は低いことから、ポンド・円は底堅い値動きを保つとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:195円00銭-200円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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