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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:247は急騰、バルテスHDが反落

イントループ <日足> 「株探」多機能チャートより

<9556> INTLOOP 5070 -140
続伸して始まるも反落。24日の取引終了後に、伊藤忠商事との資本・業務提携契約を締結したことを発表し、続伸して始まったが地合いに押されて下落に転じている。同提携を通じて、伊藤忠商事のデジタル事業群としての連携を一層強化・加速するとともに、同社による伊藤忠グループ向け専任組織の提供等により、既存事業の強化・拡大、新規事業の創出、および中長期的企業価値の向上を実現する。また、双方でより質の高いITサービスの提供を図ることにより、企業のDX実現を支援していくとしている。

<4316> ビーマップ 418 +5
反発。24日の取引終了後に、映像制作、イベント企画・運営等を行っているアクティを持分法適用関連会社にすることを発表し、好材料視されている。アクティと共同で、視聴者が「番組を一緒に見てくれる人」をWEB上で選択し、その「番組を一緒に見てくれる人」がWEB経由で繰り広げる解説や応援コメントなどと共にテレビ番組を楽しめるサービス「いっしょ見」を立ち上げることに合意したとしている。同時にインバウンド向け大型荷物運搬サービス「DELIBAG MOVE」も共同で展開する。

<7074> 247 181 +3
急騰。24日の取引終了後、株主優待制度を新設することを発表し好感されている。基準日(毎年11月末日)現在の株主名簿に記載または記録された1,000株(10単元)以上を保有している株主を対象とする。保有株式数に応じて、1万~5万円分のクーポンを贈呈する。クーポンは、「株主優待の利用対象店舗」記載の同社が運営するパーソナルトレーニングジムや学習塾、英会話教室などを展開するNOVAグループなどの各業態店舗で利用できる。

<4596> 窪田製薬HD 60 0
もみ合い。在宅・遠隔眼科医療用網膜モニタリング機器「eyeMO」を使用した特定臨床研究の進捗を発表した。信州大学医学部附属病院で実施されている特定臨床研究において、同機器のフィージビリティ確認の結果、実際に患者自宅で本機器を使用してモニタリングが可能かを検討するステップに移行したとしている。同特定臨床研究において賃料収入が見込まれるが、24年12月期の連結業績予想については、現時点で客観的な算定をすることが困難であることから、通期の業績予想は開示を見合わせているとした。

<4442> バルテスHD 373 -14
反落。24日の取引終了後に、ウェブサイト制作、アプリデザイン、ロゴ制作などのデザイン関連サービスを主にサブスクリプションプランで提供し成長を続けているUI/UXデザイン開発事業者であるタビュラの全株式を取得し、子会社化することを発表した。取得価額は概算で8.6億円。タビュラは、既に模倣困難な高い技術を有し、ストック事業比率も高く収益も安定していることに加え、顧客層が同社グループと近いこともあり、双方のクロスセルによる早期のシナジー創出が見込めるとしており、上昇して始まるが売りに押されている。

<4265> IGS 318 -17
買い一巡後は軟調。24日の取引終了後にコンフィデンス・インターワークスの子会社であるプロタゴニストと業務提携契約を締結したことを発表した。同提携により、国内運営する“学んで転職”サービス「ONGAESHI(オンガエシ)」の新設講座「Web3イノベーションラボ」の受講生を、プロタゴニスト運営のPlusweb3上で支援するWeb3領域の人材紹介契約企業とのキャリアマッチングを実現することで、Web3領域における雇用創出を目指すとしている。寄り付き後は買い優勢となったが、その後は上げ幅を縮小してマイナス圏に転落。
《ST》

 提供:フィスコ

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