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【市況】日経VI:小幅に低下、取引時間中は警戒感が継続

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比-0.72(低下率0.72%)の26.24と小幅に低下した。なお、高値は29.78、安値は26.24。今日の東京市場は売り買いが交錯し、日経225先物は小幅高で始まり、取引開始後は下げに転じる場面があったものの、その後は概ね底堅く推移した。こうした中、市場では27日投開票の衆院選を絡め、国内政治の不透明感が意識されたていることに加え、11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感も次第に強まりつつあり、今日は株価が概ね下値の堅い展開だったが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは継続し、日経225先物は取引時間中は先週末の水準を上回って推移。取引終了時に小幅低下言転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《SK》

 提供:フィスコ

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