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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、雇用堅調で早期利下げ観測は後退


■弱含み、中国財政出動好感も原油安を嫌気

今週の豪ドル・円は弱含み。中国が財政出動をともなう景気刺激策に踏み切る方針を表明したことが好感され、豪ドル買い・円売りが一時活発となった。しかしながら、中東情勢に対する過度の警戒感は後退し、原油価格は週末前に大幅安となったことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小した。取引レンジ:99円39銭-100円92銭。

■底堅い展開か、雇用堅調で早期利下げ観測は後退

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。9月雇用統計では、失業率は予想を下回り、雇用者数は正規雇用を中心に大幅増加した。労働市場の強さが示されたことにより豪準備銀行による早期利下げ観測は後退し、目先的に豪ドルは対円でも底堅い値動きが続く可能性がありそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・24日:豪準備銀行年次報告予定

予想レンジ:99円00銭-102円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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