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【材料】トリプルアイズ---24年8月期は88%増収・黒字転換で前回予想超え。25年8月期営業利益は2.5倍超へ

トリプルアイ <日足> 「株探」多機能チャートより

トリプルアイズ<5026>は15日、2024年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比88.0%増の44.10億円、営業利益が0.43億円(前期は2.69億円の損失)、経常利益が0.52億円(同2.90億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益0.83億円(同8.25億円の損失)となった。

AIソリューション事業は、売上高30.29億円(前期比29.1%増)、セグメント利益0.26億円(前期は2.90億円の損失)となった。AI、IoT、DXに係る開発、WEBシステム開発やAI関連請負開発が大型案件受注に伴い堅調に推移したこと、またBEXの連結子会社化により、規模が拡大した。

GPUサーバー事業は、売上高は13.81億円、セグメント利益は0.25億円となった。同セグメントは、ゼロフィールドの子会社化によりGPUマシン販売・保守管理を軸とした事業として、当第1四半期連結会計期間より開始した。マシン販売・保守管理に関する売上高が想定通り推移した。

また、2024年8月期通期連結業績は前回発表予想を上回る結果となった。売上高は前回発表予想比1.6%増の44.10億円、営業利益は0.43億円、経常利益は前回発表予想比2.5倍の0.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.83億円、1株当たり当期純利益は11円36銭。
売上高は、事業が堅調に推移した結果、同社の想定をわずかに上回る実績となった。一方、営業利益、経常利益は、AIソリューション事業において、前回発表予想時点と比較し、2024年7月1日付けで連結子会社化したBEXにおいて案件の獲得が期末まで好調に進んだこと並びにPMIのコストを抑制できたこと、同社の事業において大型の受託開発案件に関する原価が想定より減少し売上総利益率を向上できたこと等により、営業利益が増加した。
GPUサーバー事業においては、前回発表予想時点と比較し、保守売上に関する原価率の低減に伴う売上総利益率の向上等により、営業利益が増加した。

2025年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比35.9%増の59.92億円、営業利益が同159.4%増の1.11億円、経常利益が同89.9%増の0.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、2024年8月期に発生した税効果会計による一時的な影響がなくなるため、同63.1%減の0.30億円を見込んでいる。

《AK》

 提供:フィスコ

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