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【材料】ジェーソン---2Q主力のペットボトル飲料は好調な販売を継続

ジェーソン <日足> 「株探」多機能チャートより

ジェーソン<3080>は15日、2025年2月期第2四半期(24年3月-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.2%減の150.33億円、営業利益は同19.5%減の5.42億円、経常利益は同18.9%減の5.59億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同21.3%減の3.40億円となった。

同社グループは引き続き徹底したローコストでの店舗運営を推進すると共に、JV(ジェーソン・バリュー)商品やオリジナル商品の取扱強化、並びに居抜き物件中心の店舗網拡充を図り「人々の生活を支えるインフラ(社会基盤)となる」という企業理念の下、地域における生活便利店としてチェーンストア経営に注力してきた。

当中間連結会計期間の業績は、主力商品であるペットボトル飲料は好調な販売を継続しているものの、第1四半期における自社物流の一部混乱やそれに伴う欠品等の発生により、前年同期比減収となった。また、上期全体を通して仕入原価の高騰が継続するなか、ロープライス戦略堅持のため販売価格への価格転嫁をやや抑制方向で運営したことに加え、自社物流の適正化に向けた新たな倉庫費用および車輌関係費用等の前向きな投資が先行し、前年同期比減益の結果となった。出店状況については、5月に東京都東村山市の「東村山青葉町店」、7月に茨城県常陸太田市の「常陸太田宮本町店」が開店し、直営店舗数は114店舗となった。また、同社オリジナル商品である「尚仁沢の天然水」は、前年同期比大幅な販売増を継続するとともに、本年5月に新たに投入した「はじける強炭酸水(天然水の炭酸水)」の好調な販売もあり、着実にPB商品の強化を果たしている。子会社尚仁沢ビバレッジにおいては、増産体制が更に強化され前年同期比約2倍の生産実績となったほか、工場内倉庫の増設にも着手し、製造原価の低減を維持しながら連結業績に大きく貢献している。

2025年2月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比4.4%増の300.00億円、営業利益は同13.0%増の9.90億円、経常利益は同13.2%増の10.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.8%増の6.50億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》

 提供:フィスコ

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