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【注目】ヘッジファンド、この4カ月間で最も速いペースで米国株を購入

 米大手証券のプライム・ブローカレッジ部門の10月11日週の調査によると、ヘッジファンドは8週連続で米国株を売却した後、この4カ月間で最も速いペースで米国株を購入していたという。個別銘柄は2021年12月以来最大の買い越しとなった一方、指数やETFなどの金融商品は僅かに売り越していた。

 主要11セクターのうち7セクターが買い越しとなり、ヘルスケア、金融、資本財、IT・ハイテクが主導。ヘルスケアは3週連続で買い越され、そのペースは1年以上で最速となった。買い越しはすべてのサブセクターに広がり、バイオ、製薬、ヘルスケアのプロバイダーおよびサービスが主導したという。

 ITも最も多く買い越されたセクターの1つだった。ソフトウェアと、それよりは若干少ないが、ハードウェアが最も多く買い越されたセクターだった。ただ、半導体および半導体装置は売り越されていたという。

 一方、不動産、公益、生活必需品など、配当利回りの高いセクターはすべて売り越されたと報告している。

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