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【市況】買い優勢も中東情勢への警戒や米雇用統計発表控えて上値重い/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 38732.41 (+180.35)
TOPIX  : 2698.92 (+15.21)


[後場の投資戦略]

 後場の東京市場は、買い手の乏しい状況が続きそうで、日経平均も上値の重い展開を想定しておきたい。外国為替市場でドル円が146円台で推移しており、一旦は輸出関連株などの下支え要因となっている。また、大型連休の国慶節に突入した中国だが、連休前には景気刺激策の追い風から中国株が急騰、米国での利下げに伴って投資家心理は改善傾向にあろう。ただ、中東の情勢が緊迫化して警戒感が広がる中、本日午後には石破首相の所信表明演説が行われる。経済政策やエネルギー政策は岸田前政権の方針を踏襲する考えを示しているが、マーケット関係者も注目しておきたいところ。また、米国では9月米雇用統計が発表されることから、後場の日経平均は積極的に買い進む動きは想定しにくそうだ。
《AK》

 提供:フィスコ

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