【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:GENDAは大幅に続落、ジェイックが大幅に反発
GENDA <日足> 「株探」多機能チャートより
<9166> GENDA 2373 -134
大幅に続落。SBIレオスひふみ<165A>傘下のレオス・キャピタルワークス(東京都千代田区)がGENDA株を5.17%(393万9800株)保有していることが5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになり、朝方は買いが先行したが、その後は利益確定売りが優勢となっている。報告義務発生日は13日で、保有目的は「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資。
<4425> Kudan 1662 +55
大幅に反発。中国で自動運転ソリューションを開発するWhale Dynamic社及び同社グループ会社のWhale Dynamic Holding、Whale Dynamic Holding(Hong Kong)と締結済みの資本業務提携の基本合意書に基づき、出資契約及び製品ライセンス販売契約を締結したと発表している。Whale Dynamic Holdingに1億円(発行済み株式総数の2%)を出資するほか、Whale Dynamic Holding(Hong Kong)に0.60億円分の製品ライセンスを販売する。
<4165> プレイド 949 +16
大幅に3日ぶり反発。24年9月期の調整後営業損益予想を従来の2.75億円の黒字から5.74億円の黒字(前期実績4.90億円の赤字)に上方修正している。単体の売上高が想定を上回って推移していることに加え、生産性向上に向けた各種取り組みが奏功し、販管費率が低下しているため。5月10日の開示に続く上方修正とあって、投資家からポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
<3261> グラン 734 +100
ストップ高。前日午前に株主優待制度を新設すると発表し、引き続き買い材料視されている。毎年6月末及び12月末に500株以上保有する株主を対象に、QUOカード年3万円分(6月末に1万5000円、12月末に1万5000円)を贈呈する。株主への感謝とともに、自社グループの事業内容への理解を深めてもらうこと、自社株式への投資魅力を高め、より多くの人に中長期的に保有してもらうことが目的としている。
<7073> ジェイック 2310 +175
大幅に反発。グループ会社が運営するキャリア面談プラットフォーム「Kakedas」に登録する国家資格キャリアコンサルタントが3000人を突破したと発表している。企業や行政からのキャリアコンサルタントに対する需要の高まりが背景にあるという。稼働するキャリアコンサルタント人数も増加し、同プラットフォームでの面談数は8月に前年同月比580%を超えたとしている。
<9556> INTLOOP 5180 +195
年初来高値。エッジAIプラットフォームの開発・運営などを手掛けるIdein(イデイン、東京都千代田区)と資本業務提携を契約し、エッジAI分野で協業すると発表している。第三者割当でINTLOOPがIdeinのC種優先株式14万8957株を取得する。取得価額は約3.00億円。企業のエッジAIの利用を促進するためのエコシステムを構築し、デジタルトランスフォーメーション推進に貢献するとしている。
《ST》
提供:フィスコ