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【材料】アップル、アイフォーンのOS開放でEUから制裁の警告を受ける見通し=米国株個別

(NY時間09:36)(日本時間22:36)
アップル<AAPL> 226.07(+5.38 +2.44%)

 アップル<AAPL>は厳重に保護されているアイフォーンのオペレーティングシステム(OS)を他社にも開放しなければ、EUから多額の罰金が科される可能性があると警告を受ける見通しだと伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

 EUは新しいデジタル市場法(DMA)に基づき、オペレーティングシステムを他社の技術と完全に機能させることに関する厳格な新ルールに従う必要があると発表する予定だという。

 今回の発表は正式な調査ではないものの、EUは同社に圧力をかけ、ライバル企業がアイフォーンのオペレーティングシステムにアクセスできるよう同社のサービスの再設計を目指している。

 DMAの目的の1つは、Siriの音声コマンドや支払いチップなど、アイフォーンの主要機能に他の開発者がアクセスできるようにすることだという。

 EUは同社がDMAに従わない場合、正式な調査を開始する可能性があり、最終的には全世界での年間売上高の最大10%に相当する多額の罰金が科される可能性がある。

 ただ、株価は上昇して始まっている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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