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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、利下げ好感の買い継続

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(14時20分現在)

S&P500先物      5,733.75(+53.75)
ナスダック100先物  19,853.00(+272.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は強含み、NYダウ先物は251ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


18日の主要3指数は軟調。終盤の買いは続かず売りに押されナスダックとS&Pは反落、ダウは108ドル安の41503ドルと続落で取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)は17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを決定し、市場に好感される場面もあった。ただ、パウエルFRB議長が今後の大幅利下げにやや慎重な姿勢を示すと、主力株から中小型株まで幅広い銘柄に利益確定売りが強まり、相場を押し下げた。


本日は底堅い値動きか。FOMCでの政策決定を消化する展開で、利下げサイクル入りを好感した買いが入りやすい。足元の経済指標でNY連銀製造業景気指数は予想外に強い内容となり、今晩のフィラデルフィア連銀製造業景気指数も前回から改善が期待される。想定通りならソフトランディングへの期待が高まり、相場を押し上げる手がかりに。ただ、雇用や住宅の関連指標は強弱まちまちと予想され、指数の上昇は小幅にとどまるだろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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