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【注目】12カ月後のS&P500を6000との予測も

NY株式16日(NY時間10:51)(日本時間23:51)
S&P500 5613.76(-12.26 -0.22%)

 米大手証券は米国の堅調な経済成長が今後1年間に渡って株式市場を下支えし続けるとし、S&P500は金曜日の終値から今後12カ月間で約6%上昇し、6000に達すると予測している。ただ、今年の残りの期間については経済および企業収益の増加はすでに株価に織り込まれており、年末の目標を5600に据え置いていた。

 FRBは今週利下げを開始すると広く予想されているが、ウォール街では企業と消費者の借入コスト低下が企業収益の伸びと株高に繋がると期待している。ただ、回復力のある経済成長が利回りを緩やかに上昇させ、継続的な企業収益の成長が株価の緩やかな上昇を促すと論じている。一方、緩やかな利回り上昇と成長期待改善が互いに相殺しあうため、株価収益率(PER)の拡大余地の方は限定的で、1株利益の成長がS&P500を小幅に上昇させるという。

 低金利で大きな値動きが予想される株式バスケットも提示。具体的には電気自動車(EV)のリビアン<RIVN>とルーシッド<LCID>。消費者関連ではフレッシュペット<FRPT>、コストコ<COST>、elfビューティ<ELF>を推奨している。

(NY時間11:01)(日本時間00:01)
リビアン<RIVN> 13.35(-0.15 -1.13%)
ルーシッド<LCID> 3.79(-0.15 -3.80%)
フレッシュペット<FRPT> 139.98(+0.09 +0.06%)
コストコ<COST> 909.88(-6.12 -0.67%)
elfビューティー<ELF> 112.98(-3.65 -3.13%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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