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【材料】大麻株が上昇 トランプ氏が支持表明 バイデン政権と足並みを揃える意向=米国株個別

(NY時間13:37)(日本時間02:37)
ティルレイ<TLRY> 1.70(+0.08 +4.63%)
キャノピー・グロース<CGC> 4.87(+0.39 +8.71%)
クロノス・グループ<CRON> 2.23(+0.09 +4.21%)

 本日は大麻株の上昇が目立っている。共和党大統領候補のトランプ氏が大麻の規制を緩和し、すでにバイデン政権が提案している大麻のスケジュールIIIへの分類を支持したことが材料視されている。トランプ氏はきょう大麻の連邦分類をより規制の緩いレベルに引き下げることについて、バイデン政権と足並みを揃える意向を示した。

 トランプ氏は日曜日の夜遅くに自身のソーシャルメディアであるトゥルース・ソーシャルで「21歳以上の成人による大麻使用を認めるフロリダ州での住民投票を支持し、米国規制物質法で大麻をスケジュールIIIに指定することにも賛成する」と述べた。大麻は現在、LSDやヘロインと同カテゴリーのスケジュールI薬物に分類されている。同氏はまた「大麻企業がクレジットカード取引を行うことを可能にし、その他の銀行関連の課題を解決する新たな銀行規則を支持する」とも述べた。

 大統領としてスケジュールIIIの薬物としてのマリファナの医療利用への研究に引き続き重点的に取り組み、州が認可した企業に対する安全な銀行業務や、マリファナに関する法律を制定する州の権利を支援するなど、良識的な法律の制定に向けて議会と協力していく。また、少量のマリファナを個人使用する成人に対する不必要な逮捕や投獄をなくすことの必要性と、成人が安全で検査済みの製品を利用できるようにすることの必要性にも繰り返し言及している。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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