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【通貨】外為サマリー:一時142円40銭台に軟化、時間外の米金利低下が影響

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円61銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭弱のドル安・円高となっている。

 米民間雇用サービス会社ADPが5日に発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想ほど伸びなかったことから日本時間今晩に発表される8月の米雇用統計に対する警戒感が高まった。米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインタビューで「今後1年で複数回の利下げが想定される」との認識を示したことなども影響し、ドル円相場は徐々に下げ幅を拡大。午後に入ると米長期金利が時間外取引で一段と低下したことからドル売り・円買いが更に活発化し、午後2時40分ごろには142円41銭まで下押す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1117ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円54銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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