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【市況】3日の米株式市場の概況、626ドル安 米景気減速懸念でリスク選好姿勢後退

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 3日の米株式市場では、NYダウが前週末比626.15ドル安の4万0936.93ドルと3日ぶりに大幅反落した。8月の米ISM製造業景況感指数は、好不況の分かれ目となる50を5月連続で下回った。新規受注指数は悪化しており、米国景気の減速懸念が広がった。エヌビディア<NVDA>の株価が大幅安となったことも投資家心理を冷やした。

 ボーイング<BA>とインテル<INTC>が大幅安。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>とキャタピラー<CAT>、スリーエム<MMM>が売られたほか、USスチール<X>が下値を探った。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>とプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が上昇。ユニティ・ソフトウェア<U>とサウスウエスト・エアラインズ<LUV>が堅調に推移し、セーブル・オフショア<SOC>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は577.326ポイント安の1万7136.298と大幅反落した。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やマイクロン・テクノロジー<MU>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が急落。アルファベット<GOOG>やアップル<AAPL>、テスラ<TSLA>が水準を切り下げたほか、リカージョン・ファーマシューティカルズ<RXRX>が安い。一方、ペプシコ<PEP>やモンスター・ビバレッジ<MNST>がしっかり。アプライド・オプトエレクトロニクス<AAOI>が上伸した。

出所:MINKABU PRESS

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