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【注目】ネタニヤフ首相、ハマスへの強硬姿勢崩さず

 イスラエルのネタニヤフ首相はハマスに対する強硬姿勢を崩していない。ハマスに捕らわれていた人質のうち6人が遺体となって発見されたことを受けて、イスラエル国内で大規模なデモが発生。英国はイスラエルに対する一部の武器輸出停止を発表したが、いまのところは首相の考えに響いてはいないという。ブルームバーグが伝えた。

 イスラエル最大の労働組合、労働総同盟が呼び掛けた2日の全国ストライキには大手企業のほか小規模の事業者も参加。参加者らはネタニヤフ首相の強硬姿勢が人質の死につながったとして非難した。

 米国はネタニヤフ首相に対しハマスとの停戦合意を迫る一方、英国は同国製部品を使った武器がガザで使用されることが国際人道法違反に当たる可能性があると判断し、イスラエルに対する一部の武器輸出許可を停止すると発表した。

 デモ参加者は政府に対し、ハマスとの停戦交渉で一段と譲歩するよう求めていた。合意が成立すれば、残る約100人の人質の帰還と11カ月近く続く戦争の停止が可能になると主張している。


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