市場ニュース

戻る
 

【材料】ズーム・ビデオが決算受け上昇 通期の見通しを上方修正=米国株個別

(NY時間09:42)(日本時間22:42)
ズーム・ビデオ<ZM> 64.41(+4.18 +6.95%)

 ズーム・ビデオ<ZM>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。第3四半期についても予想を上回る見通しを示した。

 同社の製品ラインナップの拡大がビジネス顧客の獲得につながっていることを示唆している。なお、ステッケルバーグCFOが8―10月期をもって辞任することを発表した。会との意見の相違ではないとし、後任の選定を開始したと述べた。

 アナリストからも高評価が出ており、「100%超の顧客数増加を示したコンタクトセンターを取り巻くポジティブな評価、Workvivoの強み、AIコンパニオンの利用拡大を喜ばしく思う」と述べている。一方、CFOの交代は短期的には混乱を招くとも指摘した。

(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.39ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:11.6億ドル 2.1%増(予想:11.5億ドル)
・FCF:3.65億ドル(予想:2.69億ドル)
・過去12カ月の売上が10万ドル以上の顧客数:3933件(予想:4001件)
・法人会員数:19万1600件

(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.29~1.31ドル(予想:1.24ドル)
・売上高:11.60~11.65億ドル(予想:11.60億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.29~5.32ドル(従来:4.99~5.02ドル)(予想:5.05ドル)
・売上高:46.3~46.4億ドル(従来:46.1~46.2億ドル)(予想:46.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均