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【市況】東京株式(前引け)=小反落、円高など背景に戻り売り優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比15円50銭安の3万8047円17銭と小反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億7379万株、売買代金概算は1兆8493億円。値上がり銘柄数は773、対して値下がり銘柄数は818、変わらずは54銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝安後に下げ渋る展開で、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面もあった。外国為替市場でドル安・円高に振れていることでハイテクなど輸出セクターの銘柄には向かい風となっているが、バリュー系の銘柄群が強さを発揮している。日経平均は前引け時点ではわずかにマイナス圏で着地したものの、中小型株に買われるものが目立つ。前場の売買代金は1兆8000億円台と盛り上がりを欠いている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。

 個別ではレーザーテック<6920>、ソフトバンクグループ<9984>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も堅調。日本郵船<9101>など海運株も上昇した。フジクラ<5803>なども上値指向。ネットプロテクションズホールディングス<7383>が値上がり率首位、ペプチドリーム<4587>も大幅高。半面、ディスコ<6146>が安く、トヨタ自動車<7203>も冴えない。リクルートホールディングス<6098>も売りに押された。アイスタイル<3660>が急落、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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