市場ニュース

戻る
 

【材料】ワクチン株の一角に買い強まる バイエルン・ノルディック社が承認取得を目指すと発表=米国株個別

(NY時間15:25)(日本時間04:25)
ジオバックス・ラボ<GOVX> 6.84(+3.49 +104.18%)
エマージェント・バイオ<EBS> 10.77(+2.11 +24.36%)
シガ・テクノロジーズ<SIGA> 10.45(+0.83 +8.63%)

 ワクチン株の一角に買いが強まっている。アフリカでエムポックス(サル痘)の感染が拡大しており、世界保健機関(WHO)が今週、世界保健上の緊急事態宣言を発動している。

 それに対してサル痘ワクチン「ジニオス(JYNNEOS)」を製造するデンマークのバイエルン・ノルディックが、青少年に対する予防注射の承認取得を目指すと発表したことで思惑が高まっているようだ。

 天然痘ワクチン・メーカーのエマージェント・バイオソリューションズ<EBS>は天然痘ワクチン「ACAM2000」を製造しており、米疾病対策予防センター(CDC)は天然痘予防に使用できる2種類のワクチンのうちの1つとして推奨している。FDAに使用拡大を申請しており、今四半期末までには承認される見込みである。

 シガ・テクノロジーズ<SIGA>は天然痘患者を対象に「テコビリマット(ブランド名Tpoxx)を製造している。

 超小型株のバイオテクノロジー企業であるジオバックス・ラボ<GOVX>は100%超の急騰を見せ、2022年7月以来の日中最高値を記録した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均