【材料】elfビューティーが大幅安 好決算もガイダンスの上方修正に不透明感も=米国株個別
(NY時間10:42)(日本時間23:42)
elfビューティー<ELF> 157.71(-30.25 -16.09%)
化粧品のelfビューティー<ELF>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主に小売店およびeコマースの両チャネルにおける好調がけん引した。ガイダンスも公表し、25年度の通期見通しを上方修正している。
しかし、株価は冴えない反応。市場からは、見通しが保守的である点が指摘されている。第1四半期の売上高が50%増であったことを考えると、ガイダンスの上方修正は予想よりも小さいという。今回の通期見通しは第2四半期から第4四半期にかけての平均成長率が20%未満に急減速することを示唆しており、需要に対する懸念が高まっているという。
ただ、「懸念すべき理由はほとんどなく、ガイダンスの上方修正を裏付ける売上高のポジティブな展開は十分にあった」との指摘も聞かれる。また、利益の下振れリスクを最小化するのに十分な一過性の要因や財務要因があったとも述べている。
(4-6月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.10ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:3.24億ドル 50%増(予想:3.03億ドル)
・粗利益率:71%(予想:70.6%)
・EBITDA(調整後):7740万ドル 4.2%増(予想:7190万ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):3.36~3.41ドル(従来:3.20~3.25ドル)(予想:3.42ドル)
・売上高:12.8~13.0億ドル(従来:12.3~12.5億ドル)(予想:13億ドル)
・EBITDA(調整後):2.97~3.01億ドル(従来:2.85~2.89億ドル)(予想:3.01億ドル)
【企業概要】
世界の一般消費者向けに、無害でクリーンな化粧品やスキンケア用品を製造・販売する。顔・目元・唇用化粧品・ネイル商品などを取り扱い、米国内外の量販店・ドラッグストアやその他の小売店、eコマースで販売する。動物実験を行わず、動物実験に使用された成分を製品に一切使用しない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
elfビューティー<ELF> 157.71(-30.25 -16.09%)
化粧品のelfビューティー<ELF>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主に小売店およびeコマースの両チャネルにおける好調がけん引した。ガイダンスも公表し、25年度の通期見通しを上方修正している。
しかし、株価は冴えない反応。市場からは、見通しが保守的である点が指摘されている。第1四半期の売上高が50%増であったことを考えると、ガイダンスの上方修正は予想よりも小さいという。今回の通期見通しは第2四半期から第4四半期にかけての平均成長率が20%未満に急減速することを示唆しており、需要に対する懸念が高まっているという。
ただ、「懸念すべき理由はほとんどなく、ガイダンスの上方修正を裏付ける売上高のポジティブな展開は十分にあった」との指摘も聞かれる。また、利益の下振れリスクを最小化するのに十分な一過性の要因や財務要因があったとも述べている。
(4-6月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.10ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:3.24億ドル 50%増(予想:3.03億ドル)
・粗利益率:71%(予想:70.6%)
・EBITDA(調整後):7740万ドル 4.2%増(予想:7190万ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):3.36~3.41ドル(従来:3.20~3.25ドル)(予想:3.42ドル)
・売上高:12.8~13.0億ドル(従来:12.3~12.5億ドル)(予想:13億ドル)
・EBITDA(調整後):2.97~3.01億ドル(従来:2.85~2.89億ドル)(予想:3.01億ドル)
【企業概要】
世界の一般消費者向けに、無害でクリーンな化粧品やスキンケア用品を製造・販売する。顔・目元・唇用化粧品・ネイル商品などを取り扱い、米国内外の量販店・ドラッグストアやその他の小売店、eコマースで販売する。動物実験を行わず、動物実験に使用された成分を製品に一切使用しない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース