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【材料】テイクツーが決算受け上昇 ジンガ事業に継続的な勢い=米国株個別

(NY時間09:53)(日本時間22:53)
テイクツー・インタラクティブ<TTWO> 144.19(+5.41 +3.89%)

 ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ<TTWO>が上昇。前日引け後に4-6月期(第1四半期)の決算を発表し、1株利益およびEBITDAが予想を上回った。ただ、ガイダンスでは予想を下回る見通しが多かったものの、株価はポジティブな反応を示している。

 アナリストは、買収したジンガの継続的な勢いを強調。ジンガ事業は最近の四半期でも好調を維持していると語る。全体的にはモバイルは強いものの、人気タイトルの「グランド・セフト・オート(GTA)」とバスケットボールのNBAシリーズは小幅に減少した。同社は、ゲームコンソールへの逆風が続いていると語っている。

(4-6月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.03ドル)
・ブッキング:12.2億ドル 1.7%増(予想:12.3億ドル)
  ・米国:7.29億ドル
  ・海外:4.90億ドル
・売上高:13.4億ドル 4.2%増(予想:13.3億ドル)
・EBITDA(調整後):0.63億ドル(予想:0.58億ドル)

(7-9月・第2四半期見通し)
・ブッキング:14.2~14.7億ドル(予想:14.6億ドル)
・EBITDA(調整後):1.35~1.57億ドル(予想:2.54億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.35~2.60ドル(予想:2.54ドル)
・ブッキング:55.5~56.5億ドル(予想:56.6億ドル)
・EBITDA(調整後):7.43~7.98億ドル(従来:7.46~8.00億ドル)(予想:7.66億ドル)

【企業概要】
 米国・欧州・アジア等において、ゲームソフトの開発・販売を行う。ゲーム機器・PC・モバイルアプリ用のゲームソフトを自社で開発し、実店舗での販売のほか、デジタルダウンロード、オンラインプラットフォーム、クラウドストリーミングサービスを通じて製品を提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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