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【材料】エヌビディアが一時100ドルを割り込む 次期AI半導体が遅れる見込みとの報道も嫌気=米国株個別

(NY時間14:40)(日本時間03:40)
エヌビディア<NVDA> 100.17(-7.10 -6.62%)

 本日も米株式市場は先週末に引き続きリスク回避の雰囲気が広がり、大幅安となっている。IT・ハイテク株も売り優勢となる中、その先導役はエヌビディア<NVDA>となっている。同社株は一時90ドル台まで下落し、100ドルを下回る場面も見られた。

 週末に同社の次世代AI半導体「ブラックウェル」が設計上の不備で遅れる見込みだと報じられたことも同社株を圧迫している。インフォメーションが関係者の話として伝えた。3カ月以上遅れる可能性もあり、主要顧客のメタ<META>やアルファベット<GOOG>傘下のグーグル、マイクロソフト<MSFT>などに影響が及ぶ恐れがあるという。

 同社は先週、ブラックウェルシリーズの最先端AI半導体モデルに影響する遅れについてマイクロソフトに通知したという。この遅延は大規模な出荷が2025年の第1四半期まで見込めないことを意味するとも付け加えた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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