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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:落ち着きどころを模索か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、落ち着きどころを模索する展開となりそうだ。前日30日の米国市場のダウ平均は99.46ドル高の40842.79ドル、ナスダックは451.98pt高の17599.40ptで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、寄り付き後、まちまち。その後、主要ハイテク企業の好決算を好感した買いがけん引し、相場は終日堅調に推移した。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利を据え置いたがパウエル議長がその後の会見で、9月の利下げの可能性を示唆すると期待感に相場は続伸した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は落ち着きどころを模索する展開となりそうだ。昨日は日銀の追加利上げ決定を機に急速に買い戻されたが、本日は反動により巻き戻し的な売りが警戒される。75日移動平均線を割り込んだことから、チャート上も下値模索の様相を呈している。一方で、日米のイベント通過による安心感もあり、7月26日安値627ptを維持できれば、押し目買いの動きも期待できそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比13pt安の633ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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