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【材料】SBIリーシが急反発、4~6月期経常15%増益で買い戻しを誘う

SBIリーシ <日足> 「株探」多機能チャートより
 SBIリーシングサービス<5834>が急反発した。同社は29日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比14.7%増の12億700万円、最終利益は同8.9%増の8億1700万円と増益を確保し、買い戻しを誘う要因となったようだ。

 売上高は同80.9%減の24億7000万円だった。同社は航空機や船舶などのオペレーティング・リースファンドを主力事業とする。リース料収益とリース物件売却によるキャピタルゲインの獲得を目指す実物資産投資商品であるJOL商品では、機材納入の遅れなどを背景に今四半期の販売実績はなかった。一方、法人税繰延を目的とした金融商品であるJOLCO商品の販売額は四半期ベースで過去最高となったという。あわせて同社は、船舶を対象としたオペレーティング・リース事業ファンドの販売にあたり、一時的な立て替え出資を実施するとも発表。100%子会社のSPC(特別目的会社)に対し、総額85億円程度の立て替え出資を10月に実施する予定という。

出所:MINKABU PRESS

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