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【材料】ロッキードが決算受け上昇 F-35やF-16やヘリコプターなどの需要が旺盛=米国株個別

(NY時間10:41)(日本時間23:41)
ロッキード<LMT> 488.63(+14.04 +2.96%)

 ロッキード・マーチン<LMT>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも上方修正している。戦闘機とレーダー・プログラムの需要が好調だった。F-35やF-16といった主力戦闘機やヘリコプター、レーダーなどの需要が旺盛だった。

 タイクレCEOは「過去数カ月間、同社の人材、システム、プラットフォームは、東欧、紅海、中東の安全保障を強化する能力を再び実証した」と述べている。

 同社は先週、アップグレードの遅れにより出荷が停止されていたF-35の米国への納入を再開した。同戦闘機はテキサス州の駐機場で待機しており、天候による損傷の危険にさらされていた。F-35は依然として最優先事項であり、年内に75―110機を納入する予定だと述べた。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益:6.85ドル(予想:6.47ドル)
・売上高:181.2億ドル 8.6%増(予想:170.6億ドル)
  ミサイル・火器管制:31.0億ドル 13%増(予想:29.6億ドル)
  航空:72.8億ドル 5.8%増(予想:69.2億ドル)
  ロータリー・ミッション・システム:45.5億ドル 17%増(予想:40.3億ドル)
  宇宙:32.0億ドル 0.9%増(予想:31.9億ドル)
・営業利益:21.5億ドル 0.6%増(予想:20.7億ドル)
・受注残:1583.4億ドル
・FCF:15.1億ドル 95%増(予想:11.2億ドル)

(通期見通し)
・売上高:705~715億ドル(従来:685~700億ドル)(予想:698.1億ドル)
・1株利益:26.10~26.60ドル(従来:25.65~26.35ドル)
・FCF:60.0~63.0億ドル(予想:63.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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