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【材料】ペプシコが決算受け下落 フリトレーとクエーカー・フーズ事業が落ち込む=米国株個別

(NY時間09:43)(日本時間22:43)
ペプシコ<PEP> 161.40(-2.19 -1.34%)

 ペプシコ<PEP>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回った。北米のフリトレーとクエーカー・フーズ事業の落ち込みが激しかった。節約志向の高まりと最近のクエーカー・フーズのリコールが販売量の重荷となった。ガイダンスでは通期の既存店売上高の見通しを下方修正している。

 過去数年に渡る値上げと売上高の伸びの後、同社の米国事業は苦境に立たされている。長引くインフレにより、多くの買い物客は支出を抑え、より安価なスーパーマーケットの直営ブランドへの切り替えを余儀なくされている。

 ラグアルタCEOは声明で「生産性を向上させる能力に傾注し、特定の広告およびマーケティングを増加させながら、プロモーションに集中する予定だ」と述べた。同社は、消費者の予算意識は引き続き高く、カテゴリー全体の成長は緩やかになると予想している。

(4-6月・第2四半期)
・コア1株利益:2.28ドル(予想:2.15ドル)
・売上高:225.0億ドル 0.8%増(予想:226.0億ドル)
  フリトレー北米:58.7億ドル(予想:59.4億ドル)
  クエーカー・フーズ北米:5.61億ドル(予想:5.88億ドル)
  ペプシコ飲料北米:68.1億ドル(予想:68.6億ドル)
   欧州:35.2億ドル(予想:34.7億ドル)
   南米:30.5億ドル(予想:30.8億ドル)
   アフリカ、中東、南アジア:15.9億ドル(予想:15.5億ドル)
   アジア太平洋、オセアニア、中国:11.0億ドル(予想:11.0億ドル)

(通期見通し)
・既存事業売上高:4.0%増(従来:4.0%増以上)(予想:3.9%増)
・コア1株利益:8.15ドル超(予想:8.16ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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