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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 プログリット、トレファク、識学 (10日大引け後 発表分)

プログリット <日足> 「株探」多機能チャートより

 7月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 プログリット <9560> [東証G]  ★9-5月期(3Q累計)経常は70%増益、初配当実施へ
 ◆24年8月期第3四半期累計(23年9月-24年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比69.7%増の7億3500万円に拡大して着地。高水準な英語学習意欲が継続する中、主力の英語コーチングサービス、サブスクリプション型英語学習サービスともに大きく伸び、49.2%の大幅増収を達成した。
  通期計画の7億4000万円に対する進捗率は99.3%に達しており、業績上振れが期待される。
  併せて、従来無配としていた期末一括配当は初配当13円を実施する方針とした。

 Jグループ <3063> [東証G]  ★3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1億7500万円の黒字(前年同期は700万円の赤字)に浮上して着地。客単価上昇などで売上高が伸びたことに加え、メニューの見直しによる原価率減少や販管費率の低下も黒字転換に貢献した。
  第1四半期実績だけで、通期計画の3億1500万円に対する進捗率は55.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 トレファク <3093> [東証P]  ★今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
 ◆25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比30.9%増の13.6億円に拡大して着地。インバウンド需要の拡大や物価高に伴う中古品・リユース品へのニーズの高まりを背景に、主力の衣料を中心に好調な販売が続いた。単体既存店売上高は前年同期比8.1%増だった。
  併せて、通期の同利益を従来予想の37.3億円→40.6億円に9.0%上方修正。増益率が10.1%増→20.0%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
  業績好調に伴い、上期配当を従来計画の16円→18円(前年同期は12円)に増額修正。年間配当は34円になる。

 日宣 <6543> [東証S]  ★3-5月期(1Q)経常は9.2倍増益で着地
 ◆25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比9.2倍の1.1億円に急拡大して着地。ケーブルテレビの加入者向けテレビ番組情報誌「チャンネルガイド」などの販売が伸び、20.6%の大幅増収を達成した。
  上期計画の1.3億円に対する進捗率は91.5%に達しており、業績上振れが期待される。

 識学 <7049> [東証G]  ★3-5月期(1Q)経常は1.1億円の黒字に浮上
 ◆25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1.1億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上して着地。識学基本サービスの契約社数増加などで組織コンサルティング事業の売上高が過去最高を記録したほか、広告宣伝費・マーケティング費を中心にコスト削減を進めたことも黒字化につながった。
  第1四半期実績だけで、通期計画の1.6億円に対する進捗率は66.3%に達しており、業績上振れが期待される。

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