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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:底堅く推移か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を見込む。前日8日の米国市場のダウ平均は、31.08ドル安の39344.79ドル、ナスダックは50.98pt高の18403.74pt。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエルFRB議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は堅調な値動きとなりそうだ。日足のストキャスティクスなど一部オシレーター系指標が高値警戒感を示しているものの、5日移動平均線が強力な下値サポートとして機能しており、押し目買い意欲の強さが鮮明となっている。国内では6月のマネーストックや工作機械受注の発表、米国ではパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の上院銀行委員会証言などを控えているが、本日の新興市場は概ね底堅く推移しそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の656ptで終えている。上値のメドは665pt、下値のメドは645ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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