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【市況】株価指数先物【昼】 インデックス買い一服なら後場は様子見に


 日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の4万0680円(+0.19%)前後で推移。寄り付きは4万0700円と、シカゴ日経平均先物の清算値(4万0660円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き後ほどなくして4万0870円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利食いとみられるロング解消の動きが優勢となり、終盤にかけて軟化すると一時4万0610円まで上げ幅を縮めた。ただし、下を売り込む流れにはならず、その後は4万0700円を挟んだ狭いレンジでの推移となった。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行し、その後利食いに押される場面もみられたが、オプション権利行使価格の4万0625円から4万0875円辺りでの推移となった。一時4万0610円まで軟化したものの、マイナス圏を狙った動きはなく、ショートは仕掛けづらいようだ。後場は日経平均型のインデックス買いが入ってくるかが注目されるが、米国市場の休場の影響から買いが一服するようだと、後場は様子見姿勢が強まることになろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.10倍に低下した。前日に一時200日移動平均線を突破する場面もみられたため、NTショートを巻き戻す動きが一巡した形であろう。ただし、25日線が位置する14.07倍辺りが支持線として意識されており、市場参加者が限られるなかでは、あらためてNTショートを組成する動きはないだろう。

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