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【市況】アジア株 総じて下落、上海株は小幅続伸

東京時間18:08現在
香港ハンセン指数   17769.14(+50.53 +0.29%)
中国上海総合指数  2997.01(+2.28 +0.08%)
台湾加権指数     22879.37(-179.20 -0.78%)
韓国総合株価指数  2780.86(-23.45 -0.84%)
豪ASX200指数    7718.17(-32.58 -0.42%)
インドSENSEX30種  79414.00(-62.19 -0.08%)

 2日のアジア株は総じて下落。米国株価指数先物が時間外取引で下落しており、アジア株には重石となった。上海株は小幅続伸。前日発表の中国6月財新製造業PMIが市場予想を上回ったことで、中国景気への過度な警戒感は後退したとみられるが、人民元安が重石となって、上値は抑えられた。休場明けの香港株は小幅続伸。財新製造業PMIの上振れなどから一時1.5%超の上昇となったが、上げ幅を縮小した。
   
 上海総合指数は小幅続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、家電製品メーカーの海爾智家(ハイアールスマートホーム)、建設機械メーカーの三一重工が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われる一方で、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、石炭会社のホワイトヘイブン・コールが買われる一方で、不動産会社のグッドマン・グループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、資源・鉱山会社のBHPグループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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