日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<
1570>が大幅高で3連騰、2.8%高で2万9000円台半ばまで水準を切り上げ、今年4月4日以来となる3万円大台乗せを視界に入れている。前日の米国株市場ではNYダウが6日ぶりに反落したものの、これまで下値を探っていたナスダック総合株価指数が大きく切り返した。エヌビディア<
NVDA>をはじめ半導体関連株が買い戻され、投資家のセンチメントが強気に傾いており、東京市場でもリスク選好の地合いとなっている。先物主導でショート筋が踏み上げられ、日経平均は500円を超える上昇で3万9700円台まで駆け上がっており、これを受けて日経平均連動型でハイボラティリティに組成された日経レバも急動意をみせる展開となった。日経レバは6月に入って信用買い残の減少が続いていたが、直近週(6月17~21日)は買い残が再び増勢に転じていた。個人投資家の先高期待が高まっていたことを裏付けている。
出所:
MINKABU PRESS