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【市況】日経平均は68円高、寄り後は底堅く推移

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は68円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が5日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも市場の安心感につながった。さらに、外為市場で1ドル=159円60銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場の輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日続落となり、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、中東情勢を巡る地政学リスクや、今月末から7月上旬に実施されるフランス下院選を控え欧州政治不安を意識する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。

《SK》

 提供:フィスコ

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