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【材料】アファームが上昇 アナリストが推奨 目標株価を42ドルに=米国株個別

(NY時間09:52)(日本時間22:52)
アファーム<AFRM> 32.05(+2.18 +7.30%)

 後払い決済サービスなどフィンテックを手掛けるアファーム<AFRM>が上昇。アナリストがフィンテック企業の中で同社を推奨した。同社は多様なポートフリオを提供しており、特に同社の引受業務を好意的に見ている。同業他社を上回るスピードで成長しながらも、適切に管理された与信結果を達成してきた実績を評価しているようだ。投資判断は「買い」、目標株価は42ドルに設定している。先週末終値よりも41%高い水準。

 一方、同アナリストはペイパル<PYPL>の投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も69ドルとした。現行からは高い水準。フィンテック企業間の競争リスクを指摘している。

 オンライン決済における同社の立ち位置に対する懸念から、同社株は2017年以来の最低水準付近で取引されている。同アナリストは、ブランド化されている同社の決済と、モバイルやウェブのウォレットとの競争激化への懸念に言及。同社の決済システムは成長が遅れ続けており、マルチプルはさらに圧縮される可能性があると指摘した。

【企業概要】
 デジタル及びモバイルコマース向け次世代プラットフォームを構築する。消費者には、繰延金利・隠れ手数料・違約金なしで商品を購入できるPOS決済ソリューションを、加盟店には、需要創出と顧客獲得を強化する効果的なコマースソリューションを提供する。消費者向けエンドツーエンドのアプリも提供する。
 
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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