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【材料】レスメドが大幅安 イーライリリーのGLP-1薬が閉塞性睡眠時無呼吸症候群の重症度を軽減=米国株個別

(NY時間09:50)(日本時間22:50)
レスメド<RMD> 185.18(-20.65 -10.03%)
イーライリリー<LLY> 886.41(+2.53 +0.29%)

 医療機器のレスメド<RMD>が大幅安。イーライリリー<LLY>が、同社の減量薬「ティルゼパチド」が閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の重症度を軽減することを示す臨床データを追加発表したことが嫌気されている。

 これを受けてアナリストが同社の投資判断を「中立」に引き下げている。「今回のティルゼパチドの臨床データから、GLP-1薬が肥満のOSA患者の約70%に対して実行可能な治療オプションであることを示している。データは併用療法を支持しているが、軽症患者の一部が長期的にCPAP療法を中止するリスクがある」と述べた。

【企業概要】
 睡眠時無呼吸症候群・慢性閉塞性肺疾患やその他の慢性疾患向けにデジタルヘルス技術とクラウド接続型医療機器を開発・製造・提供する。閉塞性睡眠時無呼吸症候群の非侵襲的治療法CPAPを販売するほか、クラウドベースの健康アプリ・ソフトウェア・デバイスによるコネクテッドケアや、在宅医療管理ソフトウェア等を提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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