【材料】ギリアドが続伸　ＨＩＶの新薬を引き続き好感＝米国株個別

（NY時間09:37）（日本時間22:37）
ギリアド<GILD>　71.10（+2.61　+3.81%）

　バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズ<GILD>が続伸。同社の新薬「レナカパビル」の中間試験の結果、シスジェンダー女性のＨＩＶ予防に１００％の有効性が示され、前日は買いが強まっていたが、その流れが本日も継続している。

　アナリストは「ベストケースに近いデータで、プログラムのリスクも軽減される」と評価。曝露前予防（ＰｒＥＰ）薬における同薬の重要な機会を浮き彫りにしたとも述べている。

【企業概要】
　HIV・ウイルス性肝炎・新型コロナウイルス感染症・がんなどの生命を脅かす病気の予防と治療のための革新的な医薬品の発見・開発に取り組むバイオ医薬品会社。HIV治療における初の単剤レジメン、COVID-19治療薬などのほか、B型・D型肝炎や炎症性腸疾患などの治療薬の開発を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース