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【通貨】東京為替:ドル・円は強含み、日銀会合後に158円台

ユーロ/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

14日の東京市場でドル・円は強含み。157円付近でもみ合い後、正午前に仕掛け的な売りで156円84銭まで下落。その後は日銀による想定内の政策内容で円売り優勢となり、158円を目指す展開に。日銀総裁発言で円売りが再開し158円25銭まで上昇した。
・ユーロ・円は168円51銭から169円79銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0744ドルから1.0706ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,587.57円、高値39,025.70円、安値38,554.75円、終値38,814.56円(前日比94.09円高)
・17時時点:ドル円157円70-80銭、ユーロ・円168円90-00銭
【金融政策】
・日銀
・金融市場調節方針(全員一致)
無担保コールレート(オーバーナイト物)を0-0.1%程度で推移するよう促す。
・長期国債およびCP等・社債等の買入れ(賛成8反対1)
2024 年3月の金融政策決定会合において決定された方針に沿って実施。
その後については、金融市場において長期金利がより自由な形で形成されるよう、長期
国債買入れを減額していく方針を決定。
次回金融政策決定会合において、今後1-2年程度の具体的な減額計画を決定。
【要人発言】
・植田日銀総裁
「市場の状況を確認したうえで国債買入れの減額方針を決定」
「国債買入れ減額は相応の規模になる」
「具体的な政策長瀬野時期、現時点では言えない」
「7月会合、データや情報次第で緩和度合いの調整もありうる」
「予告型の国債買入れ減、例外的な措置」
「円安を含め輸入物価に再上昇の気配が見える」
「7月会合までの情報次第で短期金利の引き上げは当然ありうる」
「7月会合、国債買入れ減額の影響を考慮したうえで決定」
・林官房長官
「引き続き政府との密接な連携の下、適切な金融政策運営が行われると期待」
「為替市場の動向を引き続き注視」
【経済指標】
・日・4月鉱工業生産改定値:前月比:-0.9%(速報値: -0.1%)

《TY》

 提供:フィスコ

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