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【材料】オラクルが決算受け時間外で8%上昇 クラウドインフラ部門が好調 複数の提携も発表=米国株個別

(NY時間17:08)(日本時間06:08)時間外
オラクル<ORCL> 134.52(+10.64 +8.59%)

 オラクル<ORCL>が時間外で上昇。引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、クラウドインフラ部門が43%増と好調に拡大していることが好感されている。同部門の上高全体に占める割合はまだ小さいが、市場は同社の将来の成長への大きな賭けとしてこの部門に注目している。

 カッツCEOは声明で「過去2四半期にオラクル・クラウドにおけるAI大規模言語モデルの機械学習のトレーニングに対する旺盛な需要に牽引され、過去最大の販売契約を締結した」と述べた。

 同社はまた、同社のデータベースをグーグル・クラウドで利用できるようにする新たな契約を発表したほか、マイクロソフト<MSFT>およびオープンAIと、マイクロソフトのアジュールAIプラットフォームをオラクル・クラウドインフラへの拡張で提携するとも発表した。

(3-5月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.65ドル)
・売上高:142.9億ドル 3.3%増(予想:145.7億ドル)
  クラウド(IaaSとSaaS):53.0億ドル 20%増(予想:54.5億ドル)
   クラウドインフラ(IaaS):20.0億ドル 43%増(予想:19.7億ドル)
   クラウドアプリ(SaaS):33.0億ドル 10%増(予想:33.9億ドル)
  ハードウェア収入:8.42億ドル 0.9%減(予想:7.96億ドル)
  サービス:13.7億ドル 6.3%減(予想:14.0億ドル)
・営業利益:66.7億ドル 8.3%増(予想:66.5億ドル)
・残存履行義務:980億ドル 44%増(予想:739億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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