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【材料】テスラが下落 アナリストが自動運転タクシーの実質的な収入は数年先と指摘=米国株個別

(NY時間12:21)(日本時間01:21)
テスラ<TSLA> 167.70(-6.09 -3.50%)

 テスラ<TSLA>が下落。アナリストが、8月8日に自動運転タクシーのコンセプトを発表し、同時に関連アプリについても明らかにする可能性があるが、実質的な収入をもたらすのは数年先になりそうだと指摘した。

 同アナリストが最近、テスラのIR担当者と面談した際にも、そのことが示唆された可能性があるという。会談では、同社の自動運転タクシーは次世代プラットフォームで製造されることが示唆された。ただ、現在あるプラットフォームの活用が約300万台という生産能力にずっと近づくまで次世代プラットフォームの導入はないと伝えられたという。

 同社は次の成長の波について、2025年までの投入が見込まれる低価格モデルによってもたらされると説明。低価格モデルの生産は、先に計画された次世代プラットフォームではなく、既存のプラットフォームと組み立てラインが利用される。これについて同アナリストは、売上原価の削減幅が当面縮小する可能性を示するが、同時に大幅な資本の節約も示唆すると言及した。

 同アナリストは同社の投資判断を「売り」、目標株価は115ドルとしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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